爪とぎには、爪のお手入れ・マーキング・ストレス解消といった意味があります。禁止してもストレスが増えるだけなので、猫が好む爪とぎ器を用意して、そこへ誘導するのが基本です。
編集部のワンポイント
猫は「今までとげていた場所」に戻る習性があります。保護シートで物理的にとげなくすると同時に、代わりの爪とぎ器を置くとスムーズに移行できます。
賃貸で重要なのは「原状回復できるか」。強力な両面テープや釘を使う方法は、かえって退去費用が増えるおそれがあります。
| 方法 | 賃貸向き | ポイント |
|---|---|---|
| 貼ってはがせる保護シート | ◎ | 透明タイプなら見た目を損なわない |
| 爪とぎ防止パネル(自立型) | ◎ | 壁に固定しないので跡が残らない |
| マスキングテープ+シート | ○ | 下地保護に。長期間貼ると糊残りの可能性 |
| 強力両面テープで直貼り | △ | クロスごと剥がれるリスク。避けたい |
とくに猫が背伸びしてとぐ高さ(床から60〜100cm程度)を優先して保護すると効果的です。
爪とぎ器・保護シート・傷対策アイテムなど、猫との暮らしに役立つグッズをまとめて探せます。
猫の傷対策・快適グッズを見る PR|提携先のサービスに移動します。価格・在庫は変動します。フローリングは、走ったときの爪跡や、粗相のシミが問題になりがちです。ジョイントマットやタイルカーペットなら、汚れた部分だけ交換でき、猫の足腰への負担も軽くなります。
注意
猫が端をかじる・めくる場合は、誤飲のリスクがあります。ほつれにくい素材を選び、劣化したら交換してください。
国土交通省のガイドラインでは、通常の生活で生じる損耗(通常損耗)は貸主負担、入居者の不注意や手入れ不足による損傷は入居者負担が原則とされています。ペットによる傷や臭いは、後者と判断されることが一般的です。
なお、具体的な負担割合は契約内容や物件の状況によって異なります。判断に迷う場合は、管理会社や専門機関に確認してください。
家賃を抑えたい、条件のいい物件に住み替えたい場合は、まず物件探しから。
東京で格安の賃貸を探す【部屋まる】 PR|提携先のサービスに移動します。※ペット可否は物件により異なります。猫と入居可能かは必ずご確認ください。完全にやめさせることはできません。爪とぎは本能的な行動のため、代わりの爪とぎ器を用意して誘導し、住まい側を保護するのが現実的です。
つるつるした素材はとぎ心地が悪いため、多くの猫は次第にとがなくなります。ただし個体差があるので、代わりの爪とぎ器の設置は必須です。
いいえ。ペット可でも、通常の使用を超える損傷は入居者負担になることが一般的です。契約書の特約を確認し、日頃から対策しておくと安心です。
爪とぎ対策は「猫の行動を変える」のではなく「住まいを整える」こと。猫が思いきりとげる場所を用意しつつ、傷んでほしくない場所を守れば、賃貸でも気持ちよく暮らせます。